KDDI光プラス開通顛末記

Yahoo!BBのADSLを引いた時も大変だったけど、KDDIも結構苦労したぞー
(Yahoo!BBのADSLのページもあわせてご覧下さい)
2003/10
KDDIが10/10より「KDDI光プラス」の提供を開始すると発表。
『光ファイバを用いた超高速アクセス回線と、新たに構築したKDDI独自のODN(Contents Delivery Network)を組み合わせることで実現する、安定した映像配信が可能な大容量インフラによって、「光プラス電話」、「光プラスネット」、「光プラスTV」の3つのサービスを提供する。当初は全国主要都市の大型マンションを中心にサービスの提供を開始する予定』
このサービスの最大の特徴は、03-などで始まる従来のNTT電話番号がそのまま引き継げることと、VDSLであってもかなり高速(上り30M,下り70M)なモデムが使われていることだろう。
料金について:光プラスネット+光プラス電話(要するにインターネットとIP電話のセット)が一番割安なのでそれを書いてみると、セット料金4,550円+発信番号表示400円=4,950円。同等のサービスで一番安いものはYahoo!BBの8M契約で初期からの加入者料金2,830円+NTT料金187円+NTTの基本料金(ダイヤル式,番号表示)2,150円=5,167円なので、速度がまるで違うことを加味するまでもなく安い。驚きの価格設定だ。(いずれもモデムレンタル料込み,税別)
2004/1/18
というわけで我が家のマンションでも導入が検討され、管理組合の臨時総会で導入決定。ちなみに電話局から1kmほどなのでADSLでも十分だという話もあったが、開通工事費や電気代含め管理組合の負担が0円というKDDIからの提案が効を奏し、積極的賛成者はゼロ、反対者もゼロ、というあいまいな状態ながら全会一致で可決。
なお、同時に検討されたNTTのB-fletsはあまりにサービスや価格面で劣るため、こちらも負担0円の提案を受けながら却下された。
2004/2/1
マンション玄関にて申し込み受付、KDDI側は3名が対応。粗品の洗剤を貰う。我が家では光プラスネットと光プラス電話の同時契約(NTTの電話番号を引き継ぎNTT電話は廃止)とした。申し込みの際、切り替え時に電話が使えなくなる期間について質問したが、「問題ありません」の一点張りで説明が無く、全く納得できなかった。あとで知ったが、KDDIの無料窓口は結構良くつながるので、技術的な質問は電話して聞くのが良い。
マンションは各戸に2本の2芯回線(回線1/回線2)が引き込まれているので、現在YahooBBのADSL(回線1)からの移行をスムーズにすることを考え、回線2に接続してもらう申し込みをする(右図)。申込書が曖昧だったので、間違いなく回線2にしてくれるよう念を押したが、「マンションの特性上回線2にはできない。NTTとの権利関係がどうたらこうたら...」などと言われ、説明したが全く技術を理解してくれないので、「まあ申込書に書いてあるんだからいいだろう」と思い、念を押すのはあきらめてそのまま申し込んだ。なぜ回線2にこだわったかというと電話の切り替え時期とインターネットの接続時期が1週間位ずれるという話だったので、その間NTT電話が回線1に接続されていればトラブルや停止が最小限になるだろうと考えたのである(回線2が未設定でも回線1でNTT電話とYahooのADSLが使えるから)。また、わざわざ電話とVDSLを1本に乗せるよりは別々の線を使った方が何かと信頼性が上がるだろうと思ったのである。しかし、後述するように、これは結果的に人的トラブルの原因を作ることになる。
ちなみに、既に KDDI の契約(dionや電話など)をしている人は、引き落とし口座など契約そのままで移行できて便利だった。ただし、旧KDDから統合されたサービスである neweb の場合、メールアドレスを引き継ぐことはできなかったので、同じKDDIでありがならメールアドレスの変更を余儀なくされた(旧DDIからのサービスであるdionの場合ははOK)。
2004/2/24
レンタル品のVDSLモデム(住友電工 MegaBit Gear VTE5010)とホームゲートウェイ(NEC Aterm BL150HV)が宅配便で送付される。VDSLモデムは大きく厚みがあり業務用機器という感じ(W74,D185,H214)。Yahoo!BB時代からモデムは壁内のパイプスペースに収納していたので、ちょっと不便だ、と言ったらワガママであろうか。これに対しAtermの方は真四角でスマート(W215,H215,D157)、デザインもシンプルでよろしい。
★なんじゃこりゃ?★
驚くことにAtermにはマニュアルが付いてこない(ランプの説明などの書かれた薄っぺらな説明書のみ、配線方法も書かれていない)。配線の方法はKDDIからもらった資料に書いてあったが、フィルタリングや仮想サーバの設定などは全然判らない。WEBの情報を見ろと書いてある。我が家はYahoo!BBと同時に使えていたから問題無かったが、普通インターネットの設定方法をインターネットで調べろってジョークじゃないすか?NECさん。
2004/2/25
翌日帰宅すると、「接続工事完了のお知らせ」が郵便受けに投函されている。しかも、希望通り回線2に接続したと書いてある。早速接続するとあっさりつながる。これで何もかもうまくいった、と、その時は思った。
驚いたことに、VDSLモデムをつなげばVDSLに、YahooのADSLモデムをつなげばYahooに、と、どっちにでも普通につながる(驚くようなことなのかもよくわからんが)。
★配線間違いその1★
上のお知らせにも書いてあるが、「インラインフィルタ」なるものを介してVDSLモデムをスキップして電話線へつなぐ配線をしないといけない。私の場合、「光プラス電話」のみで、NTT電話は解約したので、この配線は要らないのではないかと思い、後日(3/10)外してみたがOKのようなので外しておいた。しかし、この配線をしないと電話の発信はできるが着信ができない(注)。光プラス電話の場合、IP電話とはいえ、アナログ信号が宅内に来るのですな。この程度の基本的な技術情報(配線概念図)は公開されていて欲しいなあ。
注:IP電話のランプが点灯し(3/4)、かつNTTの工事が完了(3/16)した後は外しておいても良い。そんな大事なことがどこにも書かれていない。たぶん知らずにこの邪魔臭い配線をつないだままにして使っている家庭が沢山あることだろう。念のためKDDIに問い合わせ、外しておいて良いことを確認した。
★配線間違いその2★
さて、この「インラインフィルタ」の外観は完全に左右対称であるが向きが決まっていて反対では動作しないが、これは配線図にも、KDDIの正式な説明図にも、全く記載されていない。不親切だ。「向きがある」の一言がどこかに欲しかった。私の場合たまたま最初に間違ったからそれに気付いたが、うまくいっていたらあとで悩んだかもしれない。しかも間違ったとしても電話の発信はできるから、間違いに気付かぬまま一生電話を受けないかもしれない(上の注も参照)。ちなみに、よーーーーく見ると裏に"LINE"と"PHONE"という刻印があるが、ほとんど判らない。ここはやっぱりコストをかけても「ホームゲートウェイへ」というシールを作って"PHONE"側端子に貼っておくべきではないか(間違った人へのサポートコストよりは明らかに安いだろう)。
ちなみに、説明書ではAtermのことを「ホームゲートウェイ」という呼び方をしているが、Aterm本体にはAtermとしか書かれていないから、何を指すのか判りにくい。しかも、配線説明図には「HGW」と書かれている。きっとKDDI社員の頭はハードワイアードされていてHGWという文字を見るとホームゲートウェイと読んでしまうのだろう。:-)
2004/2/28
★トラブルその1★
朝からインターネットがつながらない。まあ、開通したばかりだし、そういうこともあろうかと心穏やかに構えていると暫くして電話があり「トラブルが発生しているので工事している。しばらくお待ち下さい。終わったら郵便受けにお知らせを入れます」とのこと。うーん、こんなことならYahooの環境を残しておけば良かった。DNSも切り替えたしDHCPの設定も変えたし、今更元に戻すのも面倒だし、、、とじっと工事終了を待っていた(ちなみにこの日は土曜日)が、夕方になっても直らない。あれ???と思い郵便受けを見ると、「接続工事完了のお知らせ」が入っている。見ると、★顔面蒼白★回線1につなぎ替えているではないか。壁内配線まで終わっているのに、今更回線1に戻せったって、おい、おい、おい、冗談じゃないぞ。
早速窓口に抗議の電話をする。「無断で1にしたり2にしたり変更されたら困るではないか」と。当然すぐに納得してもらい、回線2に戻してくれと言ったら、どうしてそんなことになったのか事情を調べてまたかけ直しますとのこと。しばらくして電話があり、「同じマンションで回線2につないだ他の家の人からつながらないと言われたので、今日回線1に変える工事をした」という(注:我が家のマンションは回線2は配線されているが、ジャックには未接続なので工事しないと使えない。たぶん、ISDN用の口があるのでそれを回線2と勘違いして申し込んだ人がいるのだろう)。工事業者は何も考えずに回線2の人を全部回線1に切り替えたようだ。なんてこった。「工事業者は月曜にならないと派遣できないので、月曜になったら回線2に戻しますので」と言う。そんなに待ってられないので、しょうがない、回線1のままであきらめることにした。しかし上の注を読むと解る通り、NTT回線を休止した後は、どうせ回線1本しか使わないので、それによる(電気特性的)デメリットは無いことが判明した。1でも2でもどうでも良かったのだ。申し込み時からの疑問がやっと解けたが、それにしてもKDDIの技術情報公開不足には腹が立つ。ここまで仕組みを知らないと判断できないようなことなのに、素人に申込書で選択させておいて、技術を質問すると解らないと言う...
そんなわけで、泣く泣く再びパイプスペースの蓋を開け、壁内配線を張り直す。電話線の張り替えって、電気のようにブレーカーを切ってというわけにいかないから面倒なんだよねー。とにかく、多大なる私の時間の犠牲と引き換えに、再びインターネットがつながるようになった。
注:電話工事には工事担任者の資格(理系の人なら一夜漬けで合格する簡単な資格)が必要です
-- しかし、この程度のトラブルはまだ序の口だったのです。
補足説明:
この時点で、光プラスネット(インターネット)は開通したが、まだ電話はNTTのままである。ユーザから見ると 電話機=Aterm=インラインフィルタ=電話端子(宅内)= の配線には変更が無いので、工事完了を待つだけである。工事完了前と後では、電話がどっち経由になるか変わるだけで、使用不能時間は切り替え工事の一瞬だけであり、切り替えまでの数日間電話が使えなくなるようなことは無い。(この点を申し込みの時に質問したが答えてもらえなかった。あ、そういえば「すみません、技術者からあとで説明の電話を掛けさせます」と言われたけど、電話無かったなー。)しかし、この程度のありがちな質問が「技術的質問」なんだろうか。社員教育が間に合わないならwebのFAQに書いておけば済むようなことなのだが。
切り替え工事が終わったかどうかは、Atermの「電話」ランプが緑に点灯することで確認できる。または、ブラウザの設定画面で、「電話の設定」を見ると画面で確認できる(右図)。
2004/3/4
Atermの「電話」ランプが緑点灯していることに気付く。遂にIP電話も開通か!... しかし、
★トラブルその2★
電話が掛けられない。受話器を取ると信号音は聞こえるのだが、ダイヤルしてもウンともスンとも言わない。しばらく悩んだ挙げ句、試しに電話機をトーン(プッシュ)ではなくパルス(ダイヤル)にしたら掛けられた。明日問い合わせてみよう。
2004/3/5
技術窓口に電話すると「トーンかパルスかは契約の問題だから事務の話でしょう」ということで事務の人に相談するが、そこで驚くべき回答を得る。すなわち、「トーンかパルスかはNTT時代の契約がどちらであったかで決まっていて、変更することができない」。どういう技術的事情でそうなるのか私には全く理解できないが、まあそういうこともあるのかもしれない。しかしそんな話は初耳だ。私はYahoo!BBを使っていたので契約が何であってもトーン(プッシュ)で電話できた。だからNTTの契約は基本料の安いパルスにしていたのだ。その契約をIP電話がそのまま引き継ぐとは予想もしないので確認もしていなかったし説明も受けなかった。もちろん、webで公開されていたQandAなどは全部読んであったがそんなことについては何も触れていない。冗談じゃない。そして、「変更したければ一旦光プラス電話を解約し、電話回線をNTTに戻し、NTTとの契約を復活させた後に、NTTとの契約をパルスからトーンに変更し、しかる後に再び光プラス電話に加入して下さい。」と言うのだ。そんなことをしたら解約やら再契約やらでいくら出費がかかるかわからない。それ以上に、一旦休止したNTT電話を復活した時に同じ電話番号にできる保証が無い(NTTからの案内には「電話番号がかわります」と書いてある)。
そこで、「解りました。それではそのようにします。しかし、トーンで電話がかけられなくなることなど何も説明を受けずに契約したので、必要な経費は全てKDDIで負担してください。」と言ったら、相手が本性を現したというか、容赦無い猛攻を受ける。
2004/3/5(同日)
かなり面倒臭くなってきたので(というより本当に仕事が忙しかった)、とりあえずwebからカスタマーサポートへ問い合わせを書いてみた。
電話がつながりません。DION第一技術センタ「●●」様に問い合わせたところ、NTT回線契約がパルス式だった人は自動的にパルスになり、解約しない限り変更はできないとのことでした。私は以前から(Yahooの)IP電話しか使っていないのでパルス式に対応できない機器が多々ありますのでプッシュ契約に変更して頂けないと光プラス電話が使えません。
なおこのようなトラブル(プッシュ/パルスは契約後に変更できない)は契約時に説明が無くパンフレットにも記載無く御社の手落ちと考えられますので必要な費用は御社で負担をお願いしたいと考えます。
ただ、今後訴訟等に発展することは私としても希望しませんので、妥協案として以下のご提案とします。
1.変更にあたって追加発生するKDDI費用は私に請求しない
2.変更にあたって追加発生するNTT費用は御社と私の折半とする
3.変更手続きによって一時的に電話が使えない等による損失補償は私は御社に請求しない
4.変更によって電話番号(03- および 050-)に変更がないことを御社は補償する
満足する回答が頂けない場合は改めて正式な文書にて御社へ問い合わせさせて頂きます。
実はこのとき既に技術担当者(上の暴言の事務担当者ではない)から自宅の留守電に「技術で対応します」という電話をもらっていたのであった。
2004/3/6
電話をもらった技術担当者と連絡を取る。「事務とやってくれと言ったけれど、実は技術で対応できました、ごめんなさい」とのこと。Atermのファームウェアにバグがあり、電話機のパルスとトーンの認識を誤る場合がある。一度Atermを初期化して欲しい。というものだった。初期化する。確かにプッシュ式電話でも掛けられるようになった。なあんだ、簡単なことだんたんだぁ、意外とあっさり解決。「いろいろトラブルがあったけど、これでやっと全部解決したな。今までのKDDIの不手際も暴言も全部笑って許そう。」とその時は思った。
2004/3/7 ★まだまだトラブルは続く★
頻繁に電話がつながらなくなる。そのたびに初期化すれば使えるようになるのだが、初期化するとルータの設定まで全部消えてしまうので、また時間をかけて最初から設定のやり直しだ。設定はブラウザ経由でしかできないので(本来はtelnetで管理者コマンドが叩けるのだが仕様が公開されていないので使えない)、初期化するたびに30分仕事だ。これでは話しにならない。そもそも初期化するには「初期化ボタンを押しながら電源を入れる」という作業が必要なので、見えない所にAtermを設置する我が家では事実上不可能な作業だ(というより、一生初期化し続けるのか?という問題の方が大きいが)。かなり途方に暮れる問題であるが、いずれAtermのバグがfixされてファームウェアの更新サービスがあることを待てばいいのだろうか...
他のユーザもみんなこうだとすると反乱が起きてるはずなので、私だけなのか?? とすると、このバグは回線がパルスであることと関係があるのではないかと疑念を持ち始める。
2004/3/7 ★関係ありそうでなさそうなトラブル★
このところやけに間違い電話が多く掛かってくる。聞けば我が家の番号の下4桁が○◎△△なのに対し、○◎◎△に掛けたはずだと相手は言い張る。何度も何度も同じ人達が間違ってくるがみな老人ばかりだったので「どうせボタンを押し間違えたんだろう。確かに間違いやすい番号だ」と思い気にもしていなかった。後日NTTから「○◎△△ですか?」という不思議な問い合わせの電話があったが、その時も「どうせあの勘違いした老人が電話が掛からないとNTTに問い合わせただけだろう」と思い気にもしていなかったが、どうやらそうではなくて、番号ポータビリティ(03-等への電話を他の電話会社に転送するNTTのサービス)の設定が間違っていたということが、さらに後日3/24のNTTからの電話で判明する。今時、間違ってよその家に掛かる電話なんてあるんですねぇ(ちなみに、2004/9にたまによその家に掛かるNTT交換機の不具合が発表されましたが、それとは関係ありません)。
2004/3/13 ★もっと根深いトラブルが発覚★
新たな問題が発覚。Atermは電話の口が1つしか無いが、ブランチ接続不可である(インターネット上のマニュアルの隅に書いてある)。(認定品の)電話切替器を使ってもやはりダメだった(電話が途中で切れてしまう)。となると、電話器以外の機器はAtermには接続できない。
てなことで接続方法をいろいろ試しているうちに、驚くことに気付く。電話線にパルス発信の信号が乗っているではないか。そう、「Atermを初期化すればトーンが使える」と思ったのは全くの誤りであった。単にAtermがパルスに変換して電話を掛けていたから、プッシュフォンでも電話が通じただけなのだ。これではダイヤル式電話と何の違いも無い(ちなみにあと3日(3/16まで)これに気づかなければ結果的に事態は随分良かったのだが、不運を悔やんでも仕方ない)。
再び窓口に電話。今度は事務ではなく技術に相談する。事情を説明し、とにかく手間がかかってもいいから契約をパルスからトーンに変更したいと伝える。やはり一旦光プラス電話を解約して再契約しないといけないそうだ。こうなれば仕方が無い。面倒は覚悟で再契約しよう。しかし、馬鹿にならない経費(1万円以上)を私が負担するのはどうしても納得がゆかないので、以前webで問い合わせたのと同じ条件(1.電話番号は変えない、2. KDDIは費用を請求しない、3. NTTに払う費用は折半)を提示し、私としても訴訟沙汰は好まないのでこの妥協案を検討して下さいとお願いする。検討後返事をするとのこと。(しかしここまでトラブル続きなら慰謝料請求したって妥当な被害だ、ということが相手に理解されているのか疑問だ。)
2004/3/24 ★再び「あいた口がふさがらぬ」事態発覚★
3/13の問い合わせの回答を待つ日々であるが、3/23にNTTの移送センターというところから自宅に電話がある。「KDDIのナンバーポータビリティをお申し込みになられたと思いますが、こちらの手違いで予定日の3/4に工事を忘れていました。3/16に工事完了しましたのでご了承下さい」というもの。その間NTTに料金を取られていたのはいいとして、要するにその間私とKDDIはNTTの電話回線を使ったトラブルを議論していたというわけだ。しかもその間どうやら他人の家への電話も受けていたらしい。何かもう文句言うのも面倒臭くなって黙って了承。要するにNTTが工事完了した3/16までの約2週間、NTT回線自体のトーン/パルスについて考察していたわけだ。実際、3/16以降はAtermの再起動をさせられることが1度も無かった。
ひとつだけ解ったことは、KDDIから再三説明を受けていた「Atermの『電話』ランプが点灯したら、IP電話に切り替わったと判ります」という話は99%嘘だということだ。これは単にIP経由の電話発信の準備ができたというだけで、回線の切替工事が終わったという意味では無いのだ(確かにNTT電話を停止しなかった人に対する説明としては正しいのかもしれないが)。この点を私が誤解させられていたために、ただでさえ混乱していたKDDIとの議論が一層面倒なものになってしまっていたのだ。
2004/3/31 ★回答がもらえない★
いまだに3/13の返事がもらえないので、webの問い合わせフォームから問い合わせてみるが回答は無し。
2004/4/7
相変わらず何の返事ももらえない。「回答に3日〜4日要しております」と書いてあるが、もう電話してから3週間以上たっているし。なんだか昔のYahooBBみたいな対応になってきたなあ。
とりあえず再度webの問い合わせフォームから問い合わせてみると、その日のうちに返事が来る。ただ、その内容は、パルス回線で契約をしている状態で光プラス電話ポータビリティー工事を実施すると、ポータビリティー工事をやり直さないとトーン回線には変更できない、という説明が丁寧になされていただけで、私の質問には回答されていなかった。そもそも私はポータビリティー工事を実施するよりも前からパルス回線では困るとKDDIに問い合わせ続けているのに、状況を全く無視した回答だ。
2004/4/7(?)
仕方がないので、再び質問をしてみる。しかし電話をすれば技術が解らないのか、とぼけているのか、のらりくらりの言葉でごまかされ、webから問い合わせれば無視される、こんなことの繰り返し。「トーンで契約したい」ってだけの質問がそんなに迷惑なんですかねぇ。
2004/5/6
再三の催促の結果かどうか、やっと返事が来る。しかし、質問の一部には回答頂いたものの、結局HGWの設定をプッシュ式電話に対応する方法が書かれていて、「これで問題無い」と主張しているだけで、回線の契約については触れられていない。
2004/5/11
全然返事がもらえないことが判ってきた(たぶん、相手が真面目に私の質問を理解しようとしていない)ため、質問を変えて再度問い合わせた。すなわち、「HGWの設定だけで問題無いという説明をしているのに、何故以前には一旦解約してから再契約しろと言ったのか、意味が解らない」という立場で技術的質問を書く。
2004/5/17
やっとまともな回答が来る。今度はちゃんと状況を調べた上での回答と思われる。要するに、NTTの番号ポータビリティ工事の誤りにより、光プラス電話は開通していなかった(従来のNTTの契約であるパルス契約によるアナログ回線が我が家に来ている状態になっていた)というだけのことである。この状況を理解せずにサポートしていたため、おかしな話になっていたのである。やっと、話のすれ違いを理解して頂けたようで、それに関する丁重なお詫びも付いていた。結局ミスは明らかなのに誰の責任も問われない解決で、すっきりしないが、とりあえず全ての問題が解決した。その間、私はKDDIとNTTの2重課金を受けていたので1,000円ちょっとの損をかぶったことになるが、誰に文句言ったらいいのかも判らないし、あきらめました。いい加減、疲れましたのよさ。おしまい。
★こんなトラブル★
光プラス電話ではBS/CSデジタルテレビが使えなかった。調べたら、テレビが0570-という電話をかけている(ナビダイヤルという普通は割高な電話で取り扱い外番号)。テレビの「双方向サービス」なんて誰も必要としてないだろうけど、WOWOWのPPVとか見られなくなるわけだ(まあ、PPVなんて家電の標準機能のうちではないか)。こんなもん、誰が悪いかといえばへんちくりんな仕様のテレビを作ったメーカーなのだが、こんな基本的な問題を明記せずに勧誘するKDDIもなんですなぁ。(注:現在ナビダイヤルには発信可能です)
★その他些細なトラブル★
自分の持っているポケットベルに発信できなかった。これは予想していた事態なので驚きはせず。確かに取り扱い外番号のようだ。
★結論
光プラス電話への移行期間の約3週間は、電話はまともに使えないと割り切っておくのが良い。下手に改善を試みると無駄骨になる。
2004/7/13 ★忘れた頃にまたトラブル★
以前使っていた日本テレコムから「局番割引スーパー利用料金」5月分、6月分、という謎の請求書が届く。このサービスは日本テレコムにマイライン登録すれば無料になるものだが、NTT電話の休止でマイライン登録が自動解除され、有料になったというわけだ。3年位前から日本テレコムは利用していなかったが、どうせタダだからと思って真面目に解約していなかった。私のミスとはいえ、休止したから自動解除と言うくせに、その休止した電話番号に連絡無しで課金開始するというのも消費者保護の立場からするとおかしな話だ。しかも4ヶ月も経ってから。とりあえずダメモトで窓口に問い合わせて文句は言ってみたが「契約ですから」をオウムのように繰り返すばかり。所詮私はクレーマーの一人ということか。寂しい世の中だ。
★改めて、結論
何も悪いことをしていない、しかも特に無知でもない普通の市民である私が、たかが電話を引くだけでこんなに沢山の不愉快な思いをしたりさせたりしなきゃならない世の中はどこか間違っている。やっぱり技術が「遅れている」ということなのだろう。

2006/6 ★またですか...★
2003/12にDIONのお客様情報400万件が流出したことが2005/6に発表され、お詫びのメール(郵便)が届く。ただ「悪かった、ごめんなさい、反省してます」と言っているだけである。YahooBBが漏らしたときのお詫び状のように己に責任がないような傲慢な内容ではないものの、「改めて再発防止に取り組みお客様からの信頼回復に全力を尽くす所存でございます」って何だ?遅刻した子供が先生に謝ってるのと変わらない。個人情報保護ができないなら運営に関係無い個人情報を集めないのが先でしょうが。
◎スピードテスト
上り25M、下り55Mってとこみたいです。スピードだけは期待以上で大満足なんですが...
ちなみに世の中の「測定サイト」では下り30Mとか10Mとかバラバラで全然アテにならないようです(大体30Mくらいを示すところが多かった)。スピードの出なかった人もがっかりしないように。なお、以前使っていたYahoo!BBの8Mタイプ(実質速度下り5.9M)の時と比べてブラウザの体感的には速くなった気がしない(当然だけど)。
2021/11補足:マンションの共同モデムがタイプG対応にアップグレードしたので、家庭もタイプGにしてみた(こっちからアクション取って申し込まないと更新されないので注意)。上り112M、下り415M と劇的に高速化しました。ボロい電話線でこんなにスピード出るんだぁ。

◎ルータの設定
将来制作予定(?)
◎複数の電話機を接続するには
将来制作予定(?)
◎ソケットバッファのサイズを変更するには
これだけネットワークが速くなると、ソケットバッファサイズが問題になってきます。送信/受信のソケットバッファサイズは setsockopt(7) の SO_SNDBUF, SO_RCVBUF で設定することができます。ただしOS指定の最大値を越えて設定することはできません。最大値はOS起動時に実メモリサイズを基に決めるのでメモリが少ないとデフォルト値と同じだったりします。例えば私のPCだと、メモリ512Mではデフォルト/最大とも65536で、メモリ768Mでは最大が131071に増えます。
なお、proc file systemを使っている場合、例えば /proc/sys/net/core/ に rmem_default, rmem_max, wmem_default, wmem_max というパラメータがあるので、getsockopt等を使わずに直接現在のOSの設定を知ることができます。
しかし、試してみると、OSの実装によってこれはかなり嘘のようです(私のPCだと実際にはメモリ768Mで262142)。また起動後に変わることもあるようです。とりあえずsetsockoptで適当に設定してみて、結果をgetsockoptで知るという汚いプログラムを書くのが結果的に良いようです。

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