デジカメくらい簡単に使えるでしょ? と聞いてはいけません。それが、なかなか..
実はこのデジカメ、USBでパソコンに転送するのにちょっと苦労した。というのも、ドライバがWindows用とMacintosh用しか付いていない(普通、みんなそうだって)。
私のPCはLinux。Windowsを使う時はLinux上に
VMwareというバーチャルPCを走らせ、その上でWindows2000を動かしている。
このVMware上のWindowsは普通にUSBが使えるのだが、なぜかiX-130のドライバだけは動かない(接続するといきなりWindowsが落ちる)。
そこで、デジカメから画像を取り込むためには、一旦WindowsとLinuxを落として、電源を入れ、Windowsを直接立ち上げてUSBで取り込み、終わったらまたLinuxを立ち上げ直さなければならない。当然その間我が家のメールサーバもWebサーバも止まったままだ。
じゃがいも日記を付け始めたところ、毎日のように画像を取り込むのでさすがにこれでは不便になってきた。
スマートメディアのリーダでもあればなあ、でも手間かければタダで済むものに金かけるのはいやだなあ。と、思っていたのだが、偶然カタログをみていたら、カードリーダってたったの2,000円で買えるんじゃないの。知らなかった。というわけで早速会社帰りに購入。BUFFALOのMCR-SM2-LTというUSB接続の小さくておしゃれなリーダ/ライタが1,780円で買えた。画像取り込みが画期的に簡単になった。まれにスマートメディアがちゃんと読めず「フォーマットが必要です」とエラーになるのが気になるが実用上問題なし。 |  |
ちなみにWindows2000では、下記のようにMCR-SM2がアイコン表示されるのでとても判りやすい(この機能が無いと単に「リムーバブルディスク」と書かれた箱が表示されるだけなので他のと区別がつかなくなる)。
なお、iX-130というアイコンは、デジカメから直接USBケーブルで接続した場合のものである(前にも書いたようにVMware上でこれを使うとWindowsがぶっ飛ぶ)。
いや、待てよ。ここまでできたら、べつにWindowsなんか使わなくても、Linuxから直接見えるんじゃないか? やってみる。当然できる。うーんこれに気付くまで1週間もかかった私は馬鹿かも。ちなみに動作状況はこんな感じ。
% cat /proc/bus/usb/devices
(中略)
S: Manufacturer=MELCO INC.
S: Product=MCR-SM2
もしここまでがうまくいかなかったら
% /etc/rc.d/init.d/murasaki start を実行してから再挑戦してみましょう。
% tail -1 /etc/fstab
/dev/sda1 /mnt/smartcard vfat noauto 0 0
この状態で
mount /mnt/smartcard すると、
/mnt/smartdard/dcim/100_axia/ に普通の
.jpg や
.movファイルが見えます(もちろん、/dev/sdb1だったりするかも)。