いろいろ成長日記その1 (2002/8/25〜)

蒔き時などは品種によって異なることがありますので、ご注意下さい。

しゅんぎく編

2002/8/25
「大葉しゅんぎく」の種を植えてみる。
9/15
このころの若い葉はまだしゅんぎく臭さもなく、生のまま食べて美味しい。かいわれ大根のように使える。サラダに混ぜたり、ハンバークに添えたりしてみた。9/22頃になるともう完全にしゅんぎくの香りがするのでぼちぼち生では難しくなってくる。とりあえず大量に間引いたので集めてかき揚げにしてみる。言うまでもなく旨い。
9/3頃9/15頃 さすがに蒔き過ぎ。半分間引いた後の姿9/22 半分根ごと間引いて右側のプランターに移す。すぐに枯れかかったが復活。写真は復活後 9/29の姿

10/5
戦後最大の台風が去ったが、まだ背も低く、全く問題無し。葉の上に虫の幼虫が目立つようになったので、手で取る。その後、無茶苦茶元気に成長を続ける。毎週欠かさずしゅんぎくどっさりすき焼きと、しゅんぎく天ぷらを作って食べているが、それ以上のスピードで成長する。特に肥料をやや多めにやった方の鉢の成長が極めて速い。大きく成長したら数日で食べないと茎が硬くなり始めるので本当に毎日が戦いだ。:-)
12/4
もう虫が付いてほとんど食用にならない。それにしばらく食べなかったので枯れかかっているし、もうこの季節になると新たな成長も無いので、あきらめて全部捨てることにした。結局2鉢育てたのに1鉢の半分も食べられなかった。成長が速い上、同じ株から5回も6回も収穫できるのだから。
10/5 10/9 食っても食っても生えて来る 11/23遂に食べるのが間に合わず

種まき
発芽適温25℃で、春まきと秋まきができます(関東では3/下〜5/中、8/中〜10/下)。深さ1cmくらいの溝を作り2条まきします。春の遅まきは日照の長さと高温で「とう立ち」するので避けましょう。
育苗
発芽後、順次間引いて、株間が10〜15cmになるようにします。本葉が10枚の頃摘芯し、側枝の成長を促します。
定植
移植する場合は、本葉が2枚の頃の若稲を定植します。
収穫
伸びた枝から2葉残して摘み取ります。

いちご編

2002/8/31
「宿根性四季なりいちご」の種を植えてみる。種子を蒔いて容易に作れる鮮紅色で2cm位の果実のいちごです。年中収穫できます。発芽適温20℃〜25℃、春まきと秋まきができます(関東では4/上〜6/上、8/下〜10/中)。非常に多肥を好むので、腐葉土、油粕、化成肥料等を多目にすき込んで土を作り20cm×20cmの株間に植えます。種子は好光性発芽なので土かけせずに蒔き十分水を与えます。液肥を毎週与えると良いそうです。
9/16
かすかに芽が出る。雨続きだったので、ちょっと遅くなったようで。よく見ないと見落とすほど小さい双葉が点々と。
12/16
遅ればせながら、密集した苗を植えかえした。プランター1つだったのが、プランター3つになってまだ余って残りはミニプランター2つに植えて室内に置いた。
9/29 10/09 3種類の芽があって、判別に自信無し
11/23 12/20 翌年2/9
2/9
1月中は寒さよけにビニールをかけておいた。順調に育ったのはいいが、黒い虫が大量発生して、もうどうしようもない。ちなみにビニールをかけなかったものは虫は死んだが葉も枯れかかっている。うーむ、やはり無農薬いちごというのは無理な試みであったか...
3月
こりゃ収穫は無理そうだということであきらめてアブラムシ退治のスプレーをかけてみる。どうせ一時的にしか効果無いんだろうなぁ、と全然期待もしていなかったのだが、効果抜群、いつの日か気付くと虫は全然いないし、その後発生することもなかった。早めに1回だけ薬を使うのが良いのかもしれない(何度も使うと人間が退治されてしまう)。
4月
どんどん株分かれしてゆき増えすぎる。3分の2位はむしって捨ててしまったが、それでもなおプランター一杯に広がっている。
5/24
5月上旬、ぼちぼち実ができたな、と思ったその日にカラスに全部取られてしまう。前から用意していた防鳥糸を張ったらもう来なくなり、改めて初収穫。形はいまいちだけどおいしい。虫が付いたり植えすぎだったりであまり健康に育てられなかった割には成功と言えそう。そんなわけで小粒のものしかできなかった。結論としてはプランター1鉢に種3粒くらいで十分だったようだ。
防鳥糸を張る 窮屈だなぁ おいしい ある日の収穫(6/15) 6/19
番外編:プロの作った温室いちご(韮山にて 2003/3/7)

かぶ編

2002/9/23
「金町小かぶ」を植える。
10/9
季節外れの好天が2〜3日続いたところ、一瞬にして写真のように育つ。
11/10頃
かぶが1個地表に出ていたので食べてみる。そのままで十分甘みがありおいしい。
2003/03/08
11月に大きいものだけ食べてあとはそのまま植えておいたのだが、また育ったので収穫
2003/4/19
気候が暖かくなったこの頃、ぐんぐん身を付けて、花も咲いた。水やり以外何も世話していないのに。とても「小かぶ」とは言えない大きさになり、再び収穫。植え付けから半年以上経っているのに味は悪くない。虫も付いていない。手間はかからないし収穫はいつでもいいという、家庭菜園向きの野菜だ。
2003/6/29
枯れてしまったかぶを放置していたら、6/22頃の雨上がりに突如一斉に発芽する。
9/29 すぐに芽が出る 10/09 ありゃりゃ 11/23
11/30 初収穫 翌年3/8 翌年4/18 花満開
4/19 収穫 6/29 発芽
特徴
たねまき後40〜60日で収穫できる生育の早い小かぶ。甘みと独特の風味を持つ純白丸球品種で、浅漬け、煮物、みそ汁の具として。
種まき
発芽適温15℃〜30℃、生育適温15℃〜20℃で冷涼な気候を好みます。概ね3/中〜4/下、8/下〜9/下に蒔きます。50〜50cm幅のうねに2列のすじまき、またはバラまきします。
育苗
本葉1〜2枚、3〜4枚、5〜6枚のときに、混み合っているところを間引いて、最終10cmの株間にします。生育途中の乾燥、肥切れは成長を止めるので、水やりをかねて液肥を施します。
収穫
太ったものから順に収穫します。球の小さいうちの間引き菜もとてもおいしいものです。

オマケ:食べ忘れた小松菜、枯れて根っこだけになったものを植えておいたら..

2002/12/20 2003/2/23頃 2003/3/26
すぐにこんなことに。ちなみに虫に食われたのは最近のことで、以前はもっときれいだった やたらと背が伸びる。しかも根元は大根状態 花も咲いている 2種類の花、、さすがにこれは小松菜ではないのだろう...
結局、白い花の方は大根だったようだが、黄色い方は判らない。どちらも食用にはならず。最初、新聞紙に小松菜と大根をくるんであったので、大根の根が混ざっていた??

オマケその2:スーパーで買ったネギの残りを植えたら...

2003/4/18 2003/4/18
ネギ坊主ができました 右脇からもう一本
見た目は立派ですが、硬くて中はスカスカで、スープのダシくらいにしかなりませんでした。