PLEX PX-W3PE4 (PCI-Express テレビチューナー) の使い方 (Windows10/11)

兄弟製品の PX-Q3PE4, PX-W3PE4, PX-Q3U4, PX-W3U4 も手順や使うファイルはほぼ同じです。後継製品のPX-Q3PE5, PX-W3PE5, PX-MLT8PE, PX-MLT5PE も試してないけど同じでしょう。

ご注意: B-CAS機能をネットワーク越しに使うnetcasや、B-CAS格納情報の契約情報を直接書き換えるなど、合法性が疑われる情報が氾濫していますが、本ページはB-CAS設計時に想定された限定受信方式をそのまま使い合法的に視聴することを前提に記載しています。不正につながる情報は一切書きませんし、その手の質問にもお答えしませんので、ご了承下さい。
  1. 歴史 (読み飛ばし可)
    パソコン用のテレビチューナーといえば、2007年に29,800円で発売された外付け(USB)地デジチューナのフリーオが最初にブレイクしたが、地デジ用とBS/CS用(2008年32,800円で発売)が別の製品であったり、1年ほどの使用で受信性能が落ちる(おそらく放熱が悪いため)ことから、実用性はいまひとつだった。ただ、後述する各種製品に比べると視聴ソフトが添付されているため初心者には導入し易いメリットもあった。台湾の業者公式サイトから個人輸入する販売形態だった。
    その後、アースソフトが2008年にPCIバスに刺さるPT1を19,740円で発売した。地デジ、BS/CSチューナーそれぞれ2本あり4番組同時視聴可能で、完成度の高い製品で長く王座に君臨した(後継のPT2もほぼ同じ製品)。ただ、PT1/PT2いずれもPCIな上にロープロファイル非対応なのでデスクトップPC小型化の時代の中で使いずらくなったのと、アンテナ入力がチューナ数の4本必要で配線が邪魔という問題もあった。後継のPT3(2012年発売 13,200円)はこれらの問題を解決したPCI Expressx1 タイプの良い製品であったが、早くに製造中止となり今に至る。PT1/2/3 いずれも、ドライバが公開されるのみで、視聴ソフトは添付されなかったのでフリーソフトのTVTestを使う人が多かった。
    販売終了したアースソフトPT3と類似の製品が、本ページで紹介する PLEX PX-W3PE4 (15,984円)である。ただし、PCI Expressx1 といってもバスからは電源を取るだけで、実際の通信は内部USB端子に接続したケーブルで行う変則仕様である(注:後継製品では改善された)。マザーボードに内部USB端子が余っていないと増設などの手間がかかる。
  2. インストール手順
  3. インストールしてみて判ったこと
  4. BSチャンネル再編対応
    BSチャンネル再編は頻繁に起きています。2022/3のBSよしもと、BSJapanext、BS松竹東急、2025/1のBS10、などなどです。トランスポンダの移動を伴う再編の場合、チャンネルスキャンだけではダメで、C:\BDA_Drivers\BonDriver_PX_W3PE4_S.ini の該当部分を書き換える必要があります。今はこれで動いているみたいです(2026/3現在)が、また変更されるのでその都度調べるかネットで探すのがいいでしょう。
  5. 録画予約
    録画予約はTvRockなどのGUIなフリーソフトでやる人が多いようですが、私はTVTestのコマンドラインで番組単位で指定しています(例: TVTest.exe /d BonDriver_PX_W3PE4_S.dll /sid 308 /reccurservice /noview /nodshow /rec /recdelay 50(秒) /recduration 3600(秒) /recexit /recfile filename ) - ( /sid のところは /ch でも指定可) (/recduration 1h10m30s 形式も可) (ファイル名指定は%date%などのマクロも使えます-TVTestのヘルプ(.chm)参照)。このコマンドを例えばwindows「タスクスケジューラ」に登録すれば予約録画になります。
    タスクスケジューラへの登録
    4月21日 00:00-00:45放送 NHK総合「歴史探偵」の録画の例
    1. schtasksコマンドを使ってタスクスケジューラに1回限りの録画実行を予約する。
      schtasks /create /sc once /tr "C:\TVTest_0.7.23\TVTest.exe /d BonDriver_PX_W3PE4_T.dll /ch 11 /reccurservice /noview /nodshow /rec /recdelay 50 /recduration 45m15s /recexit /recfile C:\Users\ユーザー名\Videos\20260000_歴史探偵.ts" /st 23:59 /sd 2026/04/20 /tn TVrec\20260421-0000-ch1
      注:地デジのドライバを指定、11はNHKのch番号、放送開始1分前に実行し50秒遅れで録画を開始し放送終了5秒後まで録画し録画後終了(実際は指定時刻より数秒の遅れが生じる)。/tn はタスク名の指定。タスクスケジューラで見るとTVrecフォルダが自動作成されてその中にタスクができている。
    2. このままだとPCがスリープしていると録画されないので、タスクのプロパティの「条件」にある「タスクを実行するためにスリープを解除する」にチェックを入れる(何故かschtasksのオプションでは指定できないため)。手作業ではなく自動化したい場合は、PowerShellのコマンドを使えば次のように WakeToRunオプションをセットできる
      PowerShell -Command "Set-ScheduledTask -TaskName TVrec\20260421-0000-ch1 -Settings (New-ScheduledTaskSettingsSet -WakeToRun)"
    3. 録画実行後、タスクは自動削除されないのでログ不要なら手で消す。コマンドなら次のように
      schtasks /query /tn TVrec\
      で一覧取得し、実行は
      schtasks /delete /tn TVrec\20260421-0000-ch1
    これだけのことですが、間違えずに時間やチャンネルやドライバを指定するのは意外と面倒なので、以上の全てを自動で行うperlスクリプトを書いて番組表からコピペするようにしています。あくまで上級者向けなので解説は無しでプログラムだけ公開します。2つのファイルをダウンロードしてTVrecord.bat を実行します。TVrecord.bat, TVrecord.pl
  6. TVTestで録画ファイル(tsファイル)の再生をする
    TVTestはts動画ファイルの再生ソフトとしても優秀だし、EPG情報も見える。インストールはソフトさえ入手できれば簡単。BonDriver_File プラグイン(BonDriver_File+TVTestPlugin(試したのは1.7.6) - up058.zip の名前で検索する)をインストールします(説明書に沿って.dll等をBDA_Driversに、.tvtp等をTVtestpluginフォルダに置くだけ)。TVTest起動後 BonDriver_file を選択すると再生ファイル選択画面になります。
  7. その他細々としたTIPS