ストリーミングとDRM (パソコン初心者向け情報)
はじめに
世の中、どーでもいいコピープロテクションで溢れ返っている。無料の地デジ放送にコピー制限を入れるのを始め、音質の悪い有料の圧縮音楽にまでDRM(※)が掛かっていたりする。有能なクラッカーにも破れない完璧な保護を入れて守っているならまだしも、犯罪者には何の障害にもならず、善良で無知なユーザには多大なる不便を強いるだけのものである。しかもその結果として権利者自らが市場を狭め売り上げを減らしている。「本末転倒」という4文字熟語がこれほどピッタリな事例も少ない。
(※)DRM: デジタル著作権管理技術の総称。個別技術としてはWindowsMediaDRMやFairPlay(iTunes)が有名
というわけで、「善良で無知なユーザ」を救済する為に本ページは作成された。
第1部:ストリーミングデータのダウンロード
以下の記述は全て古い情報です。現在では、Freecorder 4 などのフリーソフトを使えば、何も考えなくてもダウンロードすることができます。ただしこの手のソフトは一般にセキュリティ(ボット)の危険があるでしょう。
普通のやり方例(技術者向け)
NetTransport
を使ってダウンロードする(Ver1.90まではフリーソフト)。
youtubeなど動画ダウンロードサイトのデータは、URL自動抽出のサイトが沢山ある。
javimoya
など。完全ではないが概ね対応している。
GUI的なやり方例
GetASFStream
を使うと、ダウンロード機能をIEに組み込むことができ、IEの中のメニューで「GASでダウンロード」を選択することができる。ダウンロード時にコンテンツ情報(ビットレート、DRMライセンスの有無など)が表示される。入手は
http://homepage2.nifty.com/scallop/
より
WindowsMediaDRMの付いたデータもそのままダウンロードできるが、DRM付きデータはWindowsMediaDRM対応(Windows Media Playerなど)のプレーヤでしか再生できないので、そのまま編集することはできない(次章参照)。
ちなみに、保存したストリーミングデータを再生した時にシークバーが利かない場合は、GASのファイルメニューの「INDEXを付ける」機能でINDEX情報を付加すれば利くようになる。
最近では、
doubletwist.com
もいいかも。(未調査)
第2部:DRM
winpcap.org
より
WinPcap auto-installer(driver+DLLs) をダウンロードする
GetASFStreamの「共通設定」「初期値」「DL詳細設定」の「共通項目」タブで、「プロトコル解析にWinPcapを使用する」にチェックを入れる。(その他の4項目は通常オフでいい)
「共通設定」「初期値」「DL詳細設定」「個別項目1」で、「自動速度設定を有効にする」をチェックし、「貴方の環境」に回線速度を設定する(この値に応じて分割ダウンロードが行われる)
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